新NISAの「成長投資枠」はどう活用すればいいのか。個人投資家の山口貴大さんは「個別株への投資も可能だが、リスクもコストも高いので長期投資には向かない。結局、つみたて投資枠と同じくインデックスファンドを選んだほうがいい」という――。

※本稿は、山口貴大『【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

リスクとリターンを比較するビジネスマン
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非課税投資額上限の1800万円をできるだけ早く使い切る

2024年から始まった新NISA。生涯非課税枠が1800万円に拡充され、旧NISAよりはるかに大きな投資元本を、生涯かけて非課税投資できるようになりました。

新NISAで投資できる1800万円という“非課税の箱”を埋め切って、その箱の中でお金にお金を稼いでもらう仕組みをできるだけ早く作ることが、老後の資産形成の切り札になります。

そこで新NISAを始めるにあたっての5つのポイントを紹介します。