読み手の興味を引く

・鉄則3

読み手が目を留めるポイント、興味を引くポイントを意識しましょう。

「この人は仕事の本質が分かっているな」
「キントーンにも強いんだな」
「一級建築施工管理技士の資格も持っているんだな」

といった反応を、読み手に起こさせるような書き方を狙ってみましょう。

・鉄則4

シニア転職の場合、職務経歴書を「新しい順」で書くのがベターです。

相手が知りたいのは現在から遡って10数年くらいの経歴だからです。

シニアの職務経歴書は長くなってもOK

・鉄則5

職務経歴書の枚数は1~2枚をオススメするネット記事も多いのですが、シニア転職の場合は、詳細な経歴が分かるほうが良いので、3枚程度になっても構いません。

ただし、職務経歴書が3枚以上になる場合は、セールスポイントに絞ったサマリーを「手紙」の冒頭に記載してください。

シニアの職務経歴書は長くなってもOK(※写真はイメージです)
写真=iStock.com/maroke
シニアの職務経歴書は長くなってもOK(※写真はイメージです)

・鉄則6

資格欄が運転免許だけでは寂しいので、資格欄を「資格・特技」にして、応募先の会社が好きそうな特技を記載するのが良いと思います。

また、大学院卒の人は資格欄を「学位・資格」とする手もあります。

・鉄則7

自己PRは、「いかに御社の役に立てるか」にウエイトを置くことが重要です。

「この人はうちの業界に精通している人だ」「うちの会社についてもよく知っている」という印象を与えてほしいと思います。

「相手の心に働きかける」ことがキモですので、その意識を忘れないでください。

そのためには、応募先の会社についてよく調べることはもちろん、その会社をよく知る人にヒアリングしておくのもいいでしょう。