売り上げ横ばいとされる鉄道業界の中で、JR九州の躍進が目覚ましい。赤字路線を抱えつつ、地の負を利に変える逆転の発想で経営体質を改善。2016年度までの上場を目指す、同社の挑戦を追った。
プチトマト、卵……農業に未来を託す
鉄道運輸事業が売り上げに占める割合は、4割にすぎない。残りの6割の事業をどう伸ばし、育てていくかにJR九州の命運はかかっている。

JR九州がいま、鉄道運輸以外の事業で最も力を入れているのは農業だ。10年、大分の農家の協力を得てニラを生産し始めたのを契機に、その生産拠点を徐々に拡大している。
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