「とりあえずビール!」──居酒屋に入ってまず一言。我々はその店で扱うビールの銘柄を自然と選ぶことになる。飲食店は巨大な試飲の場だ。それだけにテーブルにビールが運ばれてくるまでには、営業マンの熾烈なバトルがある。

タキシードを着て手紙を持ってきた

そこまでやるのか……。

アサヒビールのスカイツリープロジェクト特命担当部長、実田広之の話を聞きながら、正直そう思った。率直な感想を小路明善社長にぶつけてみた。

「メーカーが川下の飲食店さんまで行って営業活動をすることに、一般の方は驚かれるかもしれません。しかしこれはビール業界全体がやっていることで、アサヒだけがやっているわけではありません。