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異次元緩和との決別が新総裁の試金石になる
日本銀行総裁が10年ぶりに交代した。黒田東彦前総裁の任期は2023年4月8日まで。政府は2月、衆参両院の議院運営委員会理事会に植田和男氏の次期総裁起用案を提示。3月に承認され、4月9日から植田氏が新総裁として日銀の舵を取っている。
これまで日銀総裁は、日銀出身者と財務省出身者が交互に務めるケースが多かった。植田新総裁は、マクロ経済学や金融論を東大で教えていた経済学者。戦後初の学者出身の総裁だ。
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