ゆる体操を実践したビジネスマンの声

ユニークな企画を思いつくようになった/斎藤正明さん(40歳・旅行会社営業)

高岡先生の著書で、一般にセンスや天性のものと言われる能力も、身体をゆるめることで向上させることができると知って試してみたくなり、ゆる体操を始めました。最大の成果は枠にとらわれない発想ができるようになったことです。私は今、旅行会社で企画営業を任されていますが、各種のスポーツ塾など会社として初の企画を次々と打ち出せるようになりました。また、繁忙期には同時に10本のツアーが重なることもあるのですが、そんなときも混乱せずにどのように整理すれば仕事が効率的に処理できるか、瞬時に判断できます。こうした能力の変化も、ゆる体操のおかげかもしれません。

※ゆる体操は運動科学総合研究所が開発、指導を行っている体操です。ゆる体操の指導はNPO法人日本ゆる協会の公認資格をとってから行うようにしてください。
※すべて雑誌掲載当時

運動科学総合研究所所長
高岡 英夫

武術家、運動科学者。東京大学卒業後、同大学院教育学研究科を修了。大学院時代に、西洋科学と東洋哲学を融合した「運動科学」を創始し、人間の高度な能力と身体意識の研究に携わる。『仕事力が倍増する“ゆる体操”超基本9メソッド』『頭が必ずよくなる!「手ゆる」トレーニング』『「ゆるめる」身体学』など、著書は80冊を超える。

「ゆる体操」とは、高岡氏がヨガ、気功、呼吸法、ストレッチ、武術などのエッセンスを取り入れて開発した、身体をゆるめることで身体や脳の機能を高める体操法。「モゾモゾ」「ゴロゴロ」などの擬態語を声に出しながら楽しく手軽に取り組めるのが特徴。全国各地に教室もあり、オリンピック選手からお年寄り、企業経営者まで、多くの人々に支持されている。
(構成=平原 悟 撮影=市来朋久 スタイリング=中瀬純一)
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