「節分天井、彼岸底」といわれる理由

株価形成は、経済合理性に基づいているといわれる。だが、それだけでは説明ができない現象も起こる。「理屈ではうまく説明できないが、これまでの経験からそうなる」ということで、これを「経験則」という。

例えば「節分天井、彼岸底」という相場格言もこの経験則に基づいている。2月の節分のころに、株価は高値をつけやすく、3月の彼岸のころに底を打つ傾向が強いというものだ。

1月効果、曜日効果、旬効果といった経験則もある。1月効果とは、1月の株価は高くなりがちということ。1月だけでなく、年末年始は株価が上昇することから、年末年始効果ともいう。これは特に小型株において顕著に見られる傾向である。曜日効果とは、週末の株価は高く、週明けの株価は低いというもの。旬効果は、月末から月初めにかけて株価が高くなるというパターンで、月末効果とも呼ばれている。