「情報化時代、大切なのは何をどれだけ知っているかではない。どうすればその情報にたどり着けるのか。考え方、調べ方をこそ学生に学ばせなければならない」

高等教育に関するシンポジウムなどで、よくこんな意見に出合う。そのたびに心の中で突っ込んでしまう。「でも、そうおっしゃる先生自身、知識の量が少なからずお仕事のよすがになっていますよね!」。