金価格は再び上昇へ1500ドル超も

金価格は長期上昇トレンドに突入
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金価格は長期上昇トレンドに突入

2008年3月に史上最高値をつけて以降、調整局面入りしている金価格だが、これは一時的なものと見ていい。金投資に吹いているフォローの風がやんだわけではないからだ。

第一に米ドルへの不安がいぜん高まったままだ。金は、商品としての側面に加えて通貨の代替としての性格がある。このため、基軸通貨としてのドルの信任が低下すると、その裏返しとしてより安全な通貨として金への関心が高まるのは、必然の流れだ。

第二に、世界的な低金利の長期化が予想されることだ。金は利息のつかない投資商品のため、高金利時代は魅力が相対的に薄れるが、現在のような低金利下では逆に魅力が高まりやすい。

(構成=平原 悟)