掃除の好き・嫌いで年収が80万円以上も違う!

片付けや掃除をすると、気持ちがスッキリする。在宅時間も快適に過ごせるようになる。おまけにお金が貯まりやすいということがデータではっきり出ている。掃除好きな人のほうが年収や貯蓄額も高いのだ。

ダスキンが、全国の20歳以上の男女計4700人を対象に行ったインターネットの意識調査(※)によると、掃除好きな人の世帯年収は平均612万円だったのに対し、掃除嫌いな人は平均529万円と83万円も差が出ている。

また、世帯貯金額についても、掃除好きな人は平均1356万円で、掃除嫌いな人は平均1301万円と55万円の開きがある。

とくに年収に関しては、80万円も違えば、20年間で約1600万円以上に広がる計算になる。無視できない金額だろう。たかが掃除と侮ってはいけない。

クローゼットの前に立ち、今日着ていく服を選ぶ女性
写真=iStock.com/kupicoo
※写真はイメージです

そして、FPとして長年、相談を受けて痛感するのは、お金が貯まるのは、きちんと当たり前の生活ができている人だということ。掃除や片付けにしろ、家計管理にしろ、なにごとも「一事が万事」と心得ておきたい。

※株式会社ダスキン「ダスキン 掃除が好きな人・掃除が嫌いな人の生活・意識調査」(2022年3月31日)