ひろゆきに突っ込まれて久しぶりに燃えた

先日も、「2ちゃんねる」の創始者で、ユーチューバーとして人気のあるひろゆきさんとリモート対談しました。Youtubeにアップされているので、見た人も多いかもしれません。

お互いけっこう激しいやり取りをしましたが、久しぶりに面白かった。ひろゆきさんにはかなり突っ込まれましたが、最近、私に突っ込んでくれる若い人がなかなかいなかったので、新鮮でした。

いろんな若い才能が出てくるのはいいことです。ひろゆきさんは「論破王」と言われているそうです。相手と丁々発止やり合うのは、『朝まで生テレビ!』がまさに異なる意見や考え方をぶつけ合う戦いの場でもありました。

論戦、ディベートをすることは大事ですし、なによりメディアで行うのは、それを視聴者に楽しんでもらう意味もあります。

ただし、日常の私たちのコミュニケーションは、それとは違うと思います。

日頃のコミュニケーションで、相手をつねに論破してやろうなどと臨んでくる人間は当然嫌われます。そこのところは、絶対に間違ってはいけません。

インターネットでやり取りする社会になって、やたらに相手を攻撃し、人格否定するような言葉が飛び交っていますね。匿名でお互いやり取りする場が増えたせいだと思いますが、よくない傾向ではないでしょうか。

それは、もはやコミュニケーションではありません。

コミュニケーションの大前提は、相手を認めることです。理解し合い、受け入れるために雑談があり、話し合いがあり、議論や討論があるのです。

ところが、最初から相手を全否定し、攻撃する。それは一見コミュニケートしているようで、じつは相手との関係を断ち切る行為になっているのです。

SNSなど、本来はコミュニケーションのツールが、人間の関係を断絶するツールに成り下がっていることに、もう少し目を向けなくてはいけないでしょう。

ネット社会に生きている私たちは、知らないうちにそのような流れに巻き込まれてしまうことを、もっと意識することが大事だと思います。

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