上司や年長者とうまく付き合うにはどうすればいいか。実業家のひろゆきさんは「過去の武勇伝を聞いて褒めるのはハズレがない。社長など社会的地位が高い人に対しては、あえて相手に論破させることで親交が深まることがある」という――。
※本稿は、ひろゆき『頭の悪い人でもゼロからわかる! 頭がよくなる方法見るだけノート』(宝島社)の一部を再編集したものです。
厄介な「非論理的な人」にも論理がある
さまざまな人と関わっていると、なかなか話が通じなかったり、コミュニケーションが取りづらかったりする人がいます。そのような人への対応は、どのようにしたらいいのでしょうか? ここでは、付き合いづらい人でも話を合わせわれる頭のいい対処法や考え方を説明します。
誰も気にしていないことなのに、すごい剣幕で怒鳴り散らしたり、経営者が全然働いていない人を重要なポストに就けていたりと、世の中には意味不明な判断をしている「非論理的な人」がたくさんいます。
こんな人の取り扱い方法は、本当に厄介です。でも、そんな非論理的な人でも、その人のなかではちゃんと論理的に判断しているのです。
その「論理」を説明できないということもあるでしょう。
たとえば、社長に「仕事をしていない人をクビにしましょう」と提案しても、働かない社員が社長と特別な関係にあったとしたら、それをおおっぴらに説明することはできないからです。
いくら感情的で非論理的な判断をしているように見えても、「その人が何を優先して判断しているのか」が、周りの予想とは違うだけなのです。