2021年下半期(7月~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった記事ベスト5をお届けします。子育て部門の第5位は――。(初公開日:2021年12月7日)
食べ方に迷うものを上品に食べるには、どうすればいいのか。マナー講師の諏内えみさんは「ちょっとした工夫で美しく食べられる」という。諏内さんの著書『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)より、カレーライス、ハンバーガー、小籠包、ピザなどの食べ方を紹介しよう――。
ライスを寄せながら食べると食後のお皿がきれい
カレーライスを食べ終えたとき、お皿にルーがたくさんついている状態は気になりますね。ここではその心配を最小限に抑える食べ方をお伝えします。
一般的にカレーのルーをライスに移動させながら食べる方が多いようですが、ルーとライスの境目のところから食べ始めてみてください。
その後も、食べ終わった部分へライスを寄せていきながら、同様に境目のところから食べ進めていきます。こうすると、都度寄せていったライスがルーの跡を拭ってくれるため、食後のお皿がきれいな状態となるのです。カジュアルなカレーこそ美しく召し上がれるのは理想ですね。
おにぎり、サンドイッチ、ドーナツなど、手で持っていただくものは、両手で持ったほうがお行儀がよいと思ったことはありませんか? 和のマナーとして両手使いが丁寧という思いがそうさせるのでしょう。しかし、食べ続けて小さくなってきたものや、元々ミニサイズのものを両手で持って召し上がる姿は、実はあまりエレガントではないのです。アフタヌーンティーのフィンガーフードなども同様です。
片手サイズのものは片手で。わざわざ両手に持って食べると幼い子のような印象を与えてしまいますよ。