家の片付けが苦手な人には共通点がある。整理収納アドバイザーのkayokoさんは「冷蔵庫から賞味期限切れの調味料が出てくる人は要注意。種類があると便利に思えるモノは、ついつい数を買い込みがちだが、それがかえって手間を増やしてしまう」という――。

※本稿は、kayoko『暮らしが整う「片付けない」片付け』(アスコム)の一部を再編集したものです。

冷蔵庫
写真=iStock.com/LukaTDB
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掃除のハードルを上げてしまう“残念な習慣”

「便利だから」と、いろいろなサイズを取り揃えている保存容器。蓋をしめて収納すると場所を取るので、容器を重ねて、蓋は別にして収納していますよね。

それは正解だと思うのですが、いざ使うときになって蓋と容器が一致せず、トランプの神経衰弱のように蓋を探し回った経験、ありませんか。

「保存容器に料理の残りを入れて蓋をしめようと思ったら、あれ? サイズが違う。これの蓋どこ行った~?」なんて焦りは、忙しい日常ではよくあること。

以前は私もイライラしながら容器と蓋を合わせるパズルをやっていました。

蓋合わせパズルはもうおしまいにしたい! そこで、保存容器の種類を統一したんです。大きさは3種類ほど。同じメーカーのモノにしたので、同じサイズの容器ならどの蓋でもしまります。

たまに、入れたい量に比べて容器がちょっと大きいこともありますが、「大は小を兼ねる」の精神で、多少のことには目をつぶります。逆に入りきらず、容器を2個使うこともありますが、それもOK。

整理用ボックスに入れたら、蓋を探す手間もスッキリ解消しました。