「出しっぱなし」と聞くと、散らかった部屋をイメージすると思いますが、大丈夫です。
コツは、なるべくモノの存在感を消すこと。
そのために、似たような色合い・材質のモノを選ぶようにしています。そうすると見渡したときにごちゃごちゃ感がなく、空間になじんで、全然気になりません。
すべての家事の「面倒くさい」を減らしていく
整理収納アドバイザーとして私がめざしているのは、掃除、洗濯、料理……あらゆる家事を「よし、やるぞ」と気合を入れなくても、自然に体が動いて、気がつくとできちゃっている、しかも、最小限の労力で――そんな状態にすることです。
今回ご紹介した保存容器や食品ストック、掃除道具のお話も「見える化する」、「使う場所に1つずつ置く」など、整理収納の王道ノウハウが基本になっています。
家事や育児の「余計な手間」を減らしていけば、そのぶん好きなことや、やりたいこと、本当に大切なことができますよね。
本書には、日々の暮らしが楽しくなるように、小さなストレスをひとつずつなくして暮らしを整えていく方法をたくさん載せました。
自分のための時間、家族との時間をゆったりと過ごすために、ぜひ参考にしてみてください。