ジュエリーは、ハリーウィンストンのような一流ブランドであっても30%程度の買い取り価格で、ブランド力のない宝飾品は石と貴金属の地金の値段しかつかないことが多い。

では、買い取り価格はどのように決まるのか。基本的には毎月開催されるブランド品の国内卸市場の価格に連動するというが、バイヤーは需給だけでなく為替相場も意識して値決めする。

「ロレックスは香港に各国のバイヤーが集まるので、香港ドルが連動する米ドルの値動きを意識します。パテックフィリップのようなより上級クラスの欧州時計はユーロの値動きを気にしますね」(大黒屋の松岡店長)

加えて今、「中国人観光客の嗜好が国内相場を決めている面もある」(コメ兵の岩本康広新宿店店長)という。偽物が横行する本国より日本で買ったほうが安心という意識も強い。中国人の最近の嗜好は、ロレックスでいえば金無垢からコンビモデルへ変化しており、それが価格にも反映されている。

「円高が進行しているときは買い取り価格も上がっていたのですが、今は安定した円高なので買い取り価格も安定しています」(大黒屋・松岡店長)

だからといって最初から転売目的でブランド品を買うことはおすすめしない。「国内の販売競争が熾烈なので、海外旅行先で店頭価格から1割、2割引いてもらって買うよりも、国内で買ったほうが安いことも」(コメ兵の岩本店長)。何かあったときに資産価値が高ければラッキーというスタンスがちょうどよさそうだ。

※すべて雑誌掲載当時

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