Twitterには「行きすぎたポリコレ」という批判が…

兵庫県明石市で公園のトイレについて、外壁の色を5つのデザインの中から市民による投票で決めたところ、1位になったのは208票を獲得した「男性側の壁が淡い青色、女性側の壁が淡い赤色」という案であった。

当初、市民投票で選ばれた公衆トイレのデザイン案。男性用が青色、女性用が赤色だった
提供=明石市
当初、市民投票で選ばれた公衆トイレのデザイン案。男性用が青色、女性用が赤色だった

明石市がこれを公表したところ「『男性が青、女性が赤』という決めつけは性的少数者への配慮が足らない」というような意見が2件寄せられた。

明石市はこれらの意見を尊重し、全体を茶系統で統一し、性別による壁の色分けのないデザインに変更したという。

性別による色分けをしない案。再協議で採用された
提供=明石市
性別による色分けをしない案。再協議で採用された

僕がこのニュースを最初に知ったのは、「たった2件の意見で、市民の多数決が無視された!」という、いささかヒステリックな内容のツイートに貼られたリンクからだった。

Twitterを検索してみると「(変更は)バカバカしい」「行きすぎたポリコレ」「少数への配慮で、多人数が使いづらく」などという、批判的な意見が数多く述べられていた。

たしかに2件の意見だけでデザインが変わるのはおかしい。そこで記事をしっかり読んでみたところ、Twitterでの反応はかなり度の強い色眼鏡がかけられていることが分かってきた。