歯科の矯正治療への健康保険の適用は認められていない。しかし、「顎変形症」と診断され、外科治療が必要な場合は保険適用となる。

その顎変形症とは、上顎の骨と下顎の骨、また両方の顎の大きさ、形、位置に異常を起こしており、そのために上下の顎の関係がずれているものをいう。当然、噛み合わせも異常を起こしており、機能と美的な点が不調和状態にあるものを総称して顎変形症と呼んでいる。