心臓移植の対象疾患として知られているのが「心筋症」。重症疾患の心筋症は心筋の細胞が何らかの原因で変質し、ゴム風船を膨らましすぎた後のように伸びきってしまったり、あるいは逆に、心臓の壁がグンと厚くなる病気である。当然、心臓からは十分に血液を送り出せなくなってしまう。

心筋症はタイプによって以下のように分けられている。

◎拡張型心筋症(虚血性) 心筋に血液を送る冠動脈が動脈硬化を起こして詰まってしまう心筋梗塞の後、心筋が薄くなって伸びてしまう。