新型コロナ肺炎が世界中で猛威を振るうなか、橋下徹氏が体調を崩し、当面の仕事をすべてキャンセルしたというニュースがプレジデント編集部に飛び込んできた。それから1週間経ったいま、橋下氏自身が「自主隔離」中の大阪府内の自宅から現在の体調と自主隔離を決めた経緯を明かす。プレジデント社の公式メールマガジン「橋下徹の『問題解決の授業』」(3月31日配信)から抜粋記事をお届けします。

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3月24日、僕が「自主隔離」を決めたレッドライン

僕は3月24日(火)の朝7時に37度3分の熱が出たことによって、自主的に自宅で療養することにし(自主隔離)、現在に至っている。現状、熱は平常に戻り、その他の体調不良もない。また本日現在、僕の家族も誰一人不調を感じていない。ただ自宅隔離をやることによって、こりゃ大変だわ、ということを痛感した。

自己隔離と自己隔離は、テスト結果を待っている間にコロナウイルス(COVID-19)の拡散を止めるのを助ける。
写真=iStock.com/Toa55
※写真はイメージです。

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発熱する3月24日に至るまでの週は、特にテレビの仕事も多く、東京・大阪間の移動が多かった。

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まあこの程度のスケジュールは、フル回転で働いている人にとってはどうってことないことだろうし、ビジネスマンでもテレビタレントでも、もっとハードなスケジュールをこなしている人は山ほどいる。世界を飛び回っている人など、僕なんかよりもはるかに身体に負担がかかっているだろう。

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僕は、新型コロナ肺炎が騒動になってから、毎日、起床時と就寝時、そして各仕事前には体温計で体温を測っていた。特にテレビの仕事は、室内のスタジオで、共演者と非常に近接距離で、しかも大声で(笑)討論する番組が多いから、自分はともかく他者にうつしたらまずいという思いで、体温チェックしていた。

そうしたら3月24日(火)朝7時に、37度3分の熱。中途半端!(笑)