今ある小遣いでいかに工夫して生活を楽しむか

今回のアンケートによれば、「飲み代」より負担に感じる人が多いというのが「外食代」だ。外食代も安くする方法はないのだろうか。

「レストランの利用なら『招待日和』というサービスがあります。提携しているレストランを2名以上で予約すると1名分が無料になります。公式サイトで入会しようとすると、年会費が3万3000円(税込。個人会員の場合)しますが、『TRUST CLUB プラチナマスターカード』というクレジットカードに入会すれば、カードの年会費として、わずか3000円(税抜)を支払うだけで招待日和が利用できます。同じレストランは半年に1回までしか利用できないなどの制約もありますが、3000円ならすぐに元が取れますね」(山野さん)

最後に山野さんが語っていたのは、「足るを知る」という言葉。「小遣いが少ないと不満を言うより、今ある小遣いでいかに工夫して生活を楽しむか。その発想が大切です」と熱弁していた。

調査方法:ランサーズで実施。調査日は2019年11月19~25日。348人の会社員から回答を得た。

山野祐介
FP。プレジデント誌連載「マネーの新流儀」をはじめ、自らの節約生活をもとにした「1週間食費0円生活」を月刊誌で連載するなど、有名雑誌複数誌で連載を持つ人気マネーライター。
【関連記事】
新幹線が5000円以上安くなる「きっぷ」の裏ワザ
若者たちに「#忘年会スルー」される会社の特徴
前妻に月20万円仕送りも年100万貯金のバツ夫
タワマン「年収10倍住宅ローン」の末路
FPうなる完璧家計「家族4人で出費は月10万」