▼資産形成のためのベストな「金融商品」は何か
「健康寿命と資産寿命」を延ばせ
安心して長生きするには、健康寿命と資産寿命を延ばす努力が必要。資産寿命とは、年金以外で暮らせる余力がいつまであるかということ。そのためにはお金にも働いてもらうつもりで投資を実践したい。
大事なのは「いつ始めるか」。運用期間を長くとれる20代、30代なら、リスクは高いが期待リターンも高い株式を多めに組み入れた投資信託がいいだろう。日本株ならニッセイアセットマネジメントの「ニッセイ日経225インデックスファンド」。購入時の手数料は無料で、保有期間中にかかる信託報酬も年0.275%(税込み)と低い。
ただ、少子高齢化で日本経済は高い成長が望めないことを考えると、海外資産にも投資しておいたほうがいい。同じニッセイアセットマネジメントの「ニッセイ外国株式インデックスファンド」は購入時の手数料は無料で、信託報酬も年0.10989%(税込み)と低い。同じインデックスに連動する三菱UFJ国際投信の「eMAXISSlim先進国株式インデックス」や投資先がよりシンプルな「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」もいいだろう。