「暖かい環境」を用意すれば、子供の病欠は確実に減る
幼稚園と自宅寝室の「両方が暖かい環境」であるケースと比べて、幼稚園か自宅かの「どちらかが寒い」ケースは1.62倍、両方が寒い場合は2.6倍も病欠率が高かったのだ。
「幼少期を暖かい環境で過ごさせてあげることで、お子さんの病欠が確実に減ります。もし選択が可能なら、足元が暖かい幼稚園のほうが、幼児の活動時間が男女ともに有意に長く、病欠が減るでしょう」(同)
広いスペースで天井が高く、床暖房も入れた暖かい保育室では、園児の中強度の活動が1日12分増えるという結果もある。幼少期の運動能力や体温、病欠にも影響する室内環境——幼稚園を選ぶ際の参考にしたい。