世界の大富豪が資金を出す研究テーマとは

「ロンジェビティ」をテーマにしたものが世界中で流行っている。直訳すれば長寿だが、単に「寿命を延ばす」のではない。心身ともに若々しく活動できる期間、すなわち健康寿命を延ばし、質の高い人生を長く楽しむという概念である。

京都府立医科大学副学長で、医学研究科教授の八木田和弘氏がその最前線を教えてくれた。

シリコンバレーの大富豪たちは莫大な資金を調達して、研究者たちに「賞金」を設定し、若返りをテーマとした研究を加速しているという。例えばiPS細胞技術を使って細胞を若返らせたり、老化した細胞を薬によって除去したりといったことだ。

(撮影=今井一詞)