ほぼ実用ラインの完全無人コンビニ
コンビニエンスストア業界大手のローソンは2019年8月23日から、加盟店の人手不足対策として、深夜営業の時間帯(午前0時~午前5時)にいっさい店員を配置しない「無人営業」の実験をローソン氷取沢町店(横浜市磯子区)にて開始した。
無人営業時間中は、入店時に事前登録したローソンアプリの入店用QRコードをかざすか、入り口の認証装置で顔写真を撮影すると、店舗のドアが開き、入店が可能になるシステムを採用しており、会計もセルフレジで行う。無人営業中は酒やたばこ、フライドチキンなどのホットスナック、iTunesカードのようなPOSAカードの販売は中止されているほか、宅配便やチケットの発券なども行えない。
実際にこのローソン氷取沢町店へ向かい、取材を行った。
まずアプリに登録したQRコードを使用して入店してみる。
QRを読み取り部にかざすと即座に自動ドアが開く。ほとんど待たされることもなく、入店に際してのストレスはほぼない。