ほんの少しの工夫で、不用品がお宝に! 大流行のフリマアプリを使って、いらないものを「秒速、高額」で売る方法をメルカリ物販コンサルタントが伝授する――。

「スキマ時間の作業のみで"月5万"稼げる」

いらなくなった衣類や家電、家具、日用品などなんでも即時に出品。その手軽さから、フリマアプリで小遣いを稼ぐ人が急増している。最大手の「メルカリ」は国内で5000万超のダウンロード数というからすごい。

売れる写真(左)と売れない写真(右)
背景が畳だったり、商品が切れて写っているとだらしなく安っぽい印象に。

とはいえ、所詮は不用品。どれだけの利益が出るのだろうか。「スキマ時間の作業のみで毎月5万円稼ぐことも可能です」と語るのは、自身も月15万円ほど稼いでいる“メルカリ師匠”こと宇田川まなみ氏。女性ユーザーが多い印象のメルカリだが、男性ユーザーも多く存在し、「レディスよりメンズのほうが取引金額が高い」ため、やりようによっては高額の利益を出すことが可能だという。中古衣類を見ても、レディスの売れ筋が2000円前後のノーブランド品であるのに対し、メンズは3万円、5万円クラスのブランド品が秒速で売れていくとか。楽器や釣り具、ゴルフセット、フィギュアといった趣味のコレクションも売りやすい。

安く簡単に手に入るが、実は希少価値が高いという品も狙い目だ。例えば、出張族がお土産に購入する「その土地限定の銘菓」。ANAグッズなど、飛行機に乗らないと買えないものも、同様に希少価値が高い。あるいは宿泊したホテルのアメニティグッズ。ロクシタンなど女性に人気のブランドならすぐに売れる。車の製品カタログや発売記念のノベルティグッズなど、その仕事の関係者以外は手に入らないアイテムも高値が期待できる。