エグゼクティブはいかに外見を磨いているのか?

総じて「エグゼクティブ」と呼ばれる人たちは見た目の印象がよい。彼らは外見をどのように磨いているのだろうか。

「前提として経営層などのエグゼクティブは、自分自身と向き合う機会が一般社員に比べはるかに多いです。その結果、自然と外見にもその意識を行き渡らせるのです」(予防医学研究者 石川善樹氏)

会社の舵取りをするマネジメント層は、一般社員やメディアから「今後の目標・方針」などを頻繁に聞かれ、また日々の細かな案件に関して速やかに決断をしなければならない。その際、「自分は、どうありたいのか?」とエグゼクティブたちは自問自答する。もしくは自分を振り返る。多くの人から注目される中で、エグゼクティブは当然「見た目」を意識せざるをえない。「露出度の高い彼らは効果的な発信力を備えるには、見た目も重要だということを十分に認識しています」(石川氏)。

石川氏は、先日、アメリカのフロリダの「ヒューマン・パフォーマンス・インスティテュート」を取材した。