誰しも少なからず老後への不安を抱えている中、いつでも柔和な笑顔を湛え、自由で楽しく生きている(ように見える)蛭子能収さん。漫画にテレビに、生き馬の目を抜く業界に身を置きながら、蛭子さんはなぜ、あれほど自由奔放に振る舞えるのだろうか?

蛭子能収氏●1947年生まれ。長崎商業高校卒業後、看板店、ちり紙交換、ダスキン配達などの職業を経て、33歳で漫画家に転身。現在は俳優やタレントとして活躍中。著書に『ひとりぼっちを笑うな』(KADOKAWA)ほか。

御年69歳になる蛭子さんを直撃すると、「僕だって不安でいっぱいなんですよ~!」と胸の内を明かしてくれたが、そこにはやっぱり悲壮感はない。果たしてこれはキャラづくりなのか、あるいは単なる天然なのか――。

いずれにしても、ニコニコと不安を語る蛭子さんを見ていると、真剣に老後を案じることが、何やらバカバカしくすら思えてくる。