一昨年に「山本七平賞」を受賞した『新・観光立国論』の著者による最新刊である。

デービッド・アトキンソン(David Atkinson)
小西美術工藝社社長。1965年生まれ。英オックスフォード大学日本学科卒業。アンダーセン・コンサルティング、ソロモン・ブラザーズ証券、ゴールドマン・サックス証券を経て2009年小西美術工藝社入社、14年より現職。著書に『国宝消滅』ほか。

著者は1991年に日本の不良債権の実態を暴いて注目された辣腕の英国人金融アナリスト。2007年に「マネーゲームを達観した」とゴールドマン・サックス証券を辞め、09年に日本の伝統文化財の補修を担う世界に入った。

その狭間が08年のリーマンショックである。直前に予見あっての転身か。

(永井 浩=撮影)
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