仕事や家庭の悩みはすべて解決できる! 京セラ、セブン&アイ・ホールディングス……。世界に名だたる経営者のDNAが息づく「門外不出のノウハウ」を紹介します。

問題:同僚が先に部長になった。実力はトントンのはず。いま気をつけるべきは?

京セラセオリーなら――サラリーマン生活は長い

同僚のほうが先に昇進して差をつけられた。嫉妬心が先に立って、どうも仕事に身が入らない……。このような心理状態に陥ったら、どうやって抜け出せばいいのだろうか。京セラでは、グループ単位が自然に競争してお互いを刺激し合っているという。その状態を生み出すもとになっているのが、稲盛流経営の代名詞といえる“アメーバ経営”だ。

アメーバ経営とは、企業活動によって生まれた付加価値(売り上げ―経費)を社員の労働時間で割った「時間当たり」の数字を指標として管理する経営手法のこと。京セラでは、部署などの小さな組織単位(アメーバ)ごとに独立採算制で時間当たりの数字を出して、社内で公開している。京セラの山口社長は、解説する。