「2・6・2」という法則があります。人間の集団の2割は優秀、6割が普通、2割は常にぱっとしない、というものです。

学校の遠足で例えれば、2割は放っておいてもどんどん歩く。6割は普通に歩く。でも2割は、蝶々を追いかけたり、花を摘みにいったりして遅れる。組織も同じです。

(構成=八村晃代 撮影=市来朋久)
【関連記事】
できる部下を贔屓して、何が悪いか
なぜ能力比「2:6:2」の「6」は腐るのか
できない人も少しはいたほうがいいのはなぜか
なぜ「完璧主義者」は組織を破壊するのか
「フェアなえこひいき」が組織の潜在力を引き出す