シンクロナイズドスイミング日本代表コーチを務めていた井村雅代さんは、指導していた子どもの親から「ほかの子ばかり贔屓している」とクレームがきたとき、次の言葉をのみ込んだそうです。

「うまい子どもが贔屓されるのはあたりまえ。悔しければ、贔屓されるくらいの子に育てなさい」

この話を聞いて、私は大いにうなずきました。職場も基本は同じで、優秀な部下が厚遇されるのは当然です。上司は全員を平等に処遇するのではなく、むしろ成果を出した部下がきちんと評価される環境づくりに心を砕くべきです。