求められる仕事力と人間力

人間の度量、すなわち“器”をつくるというのは、ビジネスパーソンにとって、非常に重要なテーマです。なぜなら周囲から「彼は器が小さい」と見られてしまうと、重要な仕事や役割は回ってきにくくなってしまうからです。とはいえ、人の器をどのように考えればいいのでしょうか。

ビジネスの現場において、常に求められるのは、技術や能力を表す仕事力(スキル)と人間性や人柄を表す人間力(マインド)です。おわかりと思いますが、この人間力こそ器と大きく関係してきます。

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あたらし式「ジンザイ」の4分類

例えば、スキルが傑出しているけれども、人間力があまりない人を才子といいます。ただこの人は器が大きいとは思われません。それにはやはり人間力が必要で、この2つをあわせ持つ人物が大人(たいじん)。会社では、多くの部下の上に立ち、士気を鼓舞して、目標に向かってぐいぐい前進させるリーダーです。私流に定義すると“人財”ですが、こんな人は全体の5%、甘く見ても10%しかいません。