消せるドラフトを作る理由
ホワイトボードでドラフトを作成するメリットは、大きく3つ。
(1)簡単に修正できる
紙とペンの手書きドラフトだと、インクを消すのが難しくなります。その度に書き直し、というのは面倒なものです。それに対して、ホワイトボードであれば、簡単に消すことができるので、思い切りよくドラフトを作成することができます
(2)広々としていて書きやすい
A4サイズの紙では、少しドラフトを書くには小さい場合があります。ホワイトボードであれば、字の大きさなど気にせず、どんどん書くことができます。また、複数の人数でドラフトを見ることができるので、ディスカッションしながらドラフト作成するのもラクですね。
(3)スマートフォンで写真を撮れば、ドラフトを簡単に残せる
実はこれが、ホワイトボードでドラフトを書く人が増えている一番の理由でしょう。ホワイトボードで描いたドラフトをスマートフォンで撮り、その画像ファイルをPCで見ながらパワーポイントで清書することができます。
ただし、仕事の内容を私用スマートフォンで撮ると、企業の機密情報の漏えいにつながる可能性があります。撮影して画像ファイルを会社のPCに移したら、すぐにスマートフォンから画像を削除するなど注意が必要です。
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ボストン大学卒業後、モルガン・スタンレー証券投資銀行本部に入社し、大型M&Aや資金調達プロジェクトをリード。退社後はグロービス経営大学院にてMBAを取得。その後、エムスリー株式会社に入社し、事業責任者として事業計画の立案から戦略遂行までを行う。現在はスマートニュース株式会社にて、財務計画として収益計画の策定や資金調達を担当。「グローバル投資銀行のエクセルスキルを分かりやすく伝えたい」というモットーの下、2013年10月から週末や平日夜に個人向けエクセルセミナーを開催し、いまや年間3000人以上が受講する大人気セミナーになっている。企業研修も数多く開催し、多くのビジネスパーソンに収益計画の作成指導を行っている。初の著書『外資系投資銀行のエクセル仕事術』(ダイヤモンド社)は、エクセルブームの火付け役にもなり、ヒットを記録した。