これからの企業にとって「女性の活躍推進」が重要なことは言うまでもない。だが、マネジメントの現場には、「女は扱いにくい」という声も多い。そんな苦手意識を払拭し、「女性の力」を効果的に引き出すための褒め方・叱り方のコツを管理職の企業研修を数多く行っているプロフェッショナル・コーチの小野仁美氏が紹介する。
あなたの周りの女性社員はどのタイプ?
当てはまる項目が一番多かったのが、その女性のタイプです。
【G】ガバナータイプ
□ 人の話をさえぎって自分の主張をする。
□ 問題が起きても焦らず解決のための行動に移る。
□ ストレートな話しぶりと、堂々とした態度。
□ 会議を仕切り、その場をまとめるのが得意。
□ 権限や責任を与えると、がぜんやる気を出す。
【P】プロデューサータイプ
□ 話題が豊富。人の話を聞くより自分が話したい。
□ 問題は周囲の人を巻き込んで上手に解決する。
□ 明るくノリがいいが、調子のよし悪しで波が大きい。
□ 会議では意見を述べるが、言いっ放しのことも多い。
□ 仕事の進捗を細かくチェックされるのを嫌う。
【S】サポータータイプ
□ 人の話をうなずきながらきちんと聞こうとする。
□ 問題が生じても自ら動かず、誰かの指示を待つ。
□ 穏やかな話し方と、あいまいで煮え切らない態度。
□ 会議で自分から意見を言うことは少ない。
□ 指示された仕事には一生懸命取り組む。
【R】リサーチャータイプ
□ 無表情で話の筋を確認しながら話を聞く。
□ 問題が生じても冷静に事態を整理して対処できる。
□ 論理的な話し方と、淡々とした態度。
□ 会議での発言はデータや客観的な事実を重視。
□ 計画を立てて、計画通りに実行するのが得意。