なぜ悪い習慣ほどやめられないのか?
食べ過ぎ、間食、夜更かし、二度寝、ネット・スマホ、タバコ、ダラダラテレビ……。このような悪い習慣をどのようにやめるか? 多くの人が悩みとして抱えていると思います。
悪い習慣をやめるために、今回、焦点を当てたいのは「欲求」の手綱を握ることです。
1. 欲求の暴走をとめる
悪い習慣がなぜやめられないのでしょうか? 一番の問題は欲求に勝てないからでしょう。
●食べ過ぎ ⇒食欲
●夜更かし ⇒楽しみたい
●飲み過ぎ ⇒嫌な現実から逃避したい
●ネット ⇒刺激が欲しい、達成感がほしい
●タバコ ⇒リラックスが欲しい、ニコチン欲求
●二度寝 ⇒睡眠欲
これらの欲求が暴走しはじめたときに私たちは自分の意思では手に負えなくなると思います。
この欲求、欲望の暴走は、理性では到底太刀打ちできない状態になります。
だから分かっていても「ついやってしまう」となります。
2. 決意するのは理性、破るのは欲求
習慣化を決意したときと、挫折するときでは、まるで別人格になっているのではないかというぐらいに人が違うものです。
●夜、寝る前に早起きを誓い、起き抜けは睡魔に負ける。
●満腹の時にダイエットを決意し、空腹の時に挫折する。
●スマホ時間の後に後悔をして、見始めると歯止めがきかなくなる。
これは決意する時は理性で、破ってしまうときは欲求、欲望が暴走しているときだからです。私たちは同じ失敗を繰り返すのですが、意思の力ではどうしようもないとお手上げ状態になります。
ではどうすればいいのでしょうか?
3. 理性で欲求を押さえる
まず、欲望を理性で押さえられている時に人は悪い習慣の行動をストップできます。言わば、欲求という暴れ馬の手綱をどのように握り、乗りこなすかがスタートラインです。
では、欲求の手綱を握る3つのコツをご紹介します。