仕事ができて、上司に可愛がられているあの憎きライバルを引きずり落としたい──。でも、品格を落とすマネはしたくない。そんなあなたにとっておきの技術を伝授!

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困ったことに、社長が部下の進言を聞き入れる奥深さと、抜本的改革に取り組む積極性を持ち合わせている場合もあるでしょう。迷惑なことですね。また、ライバルが社長の機嫌を損ねない奥ゆかしさを見せたり、自己啓発本を鵜呑みにせずエッセンスを自分なりに咀嚼し身の糧とするデキるヤツかもしれません。このような不幸な偶然が重なると、ライバルの提案は上層部に受け入れられ、彼は社内評価を高め、一目置かれ、さらに悪いことに何か重要な仕事なりポストなりを与えられるかもしれません。

ですが、まだ慌てる必要はありません。次にあなたがすべきことはライバルに転職を勧めることです。そもそもあなたの会社はあなたのような卑劣漢が就業しているのですから大した会社でないことは明白です。実績をつくり評価を高めたライバルが、今のクソのような環境からさらに上を目指そうと考えても何ら不思議はありません。

(撮影=村上庄吾 写真=amanaimages)
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