財産で揉めるのは金持ちだけ、そう思っていないだろうか? 司法統計を見ても、相続トラブル数は年々増える一方。決して、他人事と思ってはいけない。
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誰の相続が優先? 磯野家に見る順位 相続において優先される順位は、まずは自分の直系卑属。いない場合は遡って自分の父母、兄弟などに権利が移る。
誰の相続が優先? 磯野家に見る順位 相続において優先される順位は、まずは自分の直系卑属。いない場合は遡って自分の父母、兄弟などに権利が移る。
どんな幸せな家族でも、遺産相続問題は揉める。それは、ニッポンの“幸せ家族”の象徴、「サザエさん」の磯野家さえ例外ではない――。ベストセラー本『磯野家の相続』は、世にそんな教訓を示した。それでも、ウチは揉めるほどの財産はない、とタカを括っている人が多数派だろう。
だが、現実に「普通の人々」の間で起きた以下の事例を知れば、世間で起きている厄介事は、いつ何時、自分の身に起きてもおかしくないと実感できるかもしれない。
弁護士が入れ知恵。兄が上乗せを要求
都内在住の香山洋平さん(仮名・43歳)は、中小企業経営者だった父親から「おまえたち兄弟が揉めないように遺言書は作ってある」と生前、再三言われており、「遺産相続の揉め事は無縁」と信じて疑わなかった。実際、父親の死後、遺言書は存在。その中身も長男が現金預金と死亡生命保険金を、次男は自宅を相続する案で特段問題は感じなかったという。だが、蓋を開けてみると……。
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