義理の親や兄弟姉妹が相続に関わってくる
子どものいない夫婦から、「うちは子どもがいないので相続が簡単でいい」という話を聞くことがある。しかし、実態は逆だ。とくに持ち家がある夫婦は相続のトラブルが起きやすく、子どもがいる夫婦以上に念入りに準備しておく必要がある。
なぜ子どものいない夫婦は相続トラブルに巻き込まれやすいのか。それは義理の親や兄弟が相続に関わってくるからだ。夫に先立たれた妻のケースで考えてみよう。このとき法定相続人は、妻と両親(妻から見て義理の両親)になる。義理の親と仲が良ければ問題は起きづらいが、駆け落ち同然で結婚したり、結婚後に嫁姑問題が勃発したりしていると、相続でも揉めやすい。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
