これは携帯3社による談合ではないか

2011年から急速に普及が進んでいるスマートフォン人気を受け、携帯電話の機種変更を行ったという人も多いだろう。そんな携帯業界でこのところ問題視されているのが、いわゆる契約の「2年縛り」だ。

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ほとんどの期間で「2年縛り違約金」が発生

2年縛りとは、携帯電話の基本料金や通話料金を割り引く代わりに、2年間ごとの契約継続を求めるもの。NTTドコモをはじめ、au(KDDI)、ソフトバンクモバイル(SBM)など、大手キャリアはどこもよく似た2年縛りの契約を事実上の標準プランとし、各キャリアの新規加入者の8~9割が、こうした2年縛りのプランに加入しているという。

しかし、こうしたお得プランの裏側には、キャリア側がユーザーを囲い込むために仕組んだ策略がある。契約期間中に解約や他キャリアへMNPで乗り換えをすると、各社横並びで設定された9975円の「解約金」を支払う必要があるのだ。解約金がかからないのは、契約から2年満了時のわずか1~2カ月間だけ。この期間がすぎると自動的に契約が2年間延長となってしまう。