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空間の快適さ収納の広さを要チェック

ヴォクシー・ノア●トヨタ

3列シートのゆったりとした居住空間は、いまやすっかりファミリーカーの代名詞。売れ筋とあり、メーカーもシートアレンジやラゲッジなど、ユーティリティ面でも独自の特徴を打ち出している。なかでもスライドドア式のボックス型が人気だ。このクラスは車両重量が重く、風の抵抗も大きく受けるため好燃費が出しにくいが、その短所を払拭するため、省燃費性能が考慮されたガソリンエンジンや、ディーゼルエンジン、ハイブリッドなどが増えてきている。

A:価格 B:耐久性 C:快適度 D:燃費 E:装備

ヴォクシー・ノア●トヨタ

トップクラスの低燃費。ゆとりのある空間で乗り降りも楽。床下収納に深さあり。クラス初の本格ハイブリッドもある。1800cc、2WD、14.0km/リットル、定員7名、224万2285円~。

デリカD:5●三菱自動車

リブボーンフレーム構造によるボディ剛性の高さと悪路走破性の高さに定評。A WD、FF共に安定性は高い。1998cc、2WD、11.2km/リットル、定員8名、239万6571円~。

シャラン●フォルクスワーゲン

日本車とユーティリティ面でも唯一互角に勝負できるモデル。燃費も引けをとらない。1389cc、FF、13.5km/リットル、定員7名、399万9000円~。

プレマシー●マツダ

高さを抑えつつ、スライドドアを採用することで、運動性能とボックス型ミニバンらしい使い勝手を両立。2000cc、2WD、16.2km/リットル、定員7名、200万8800

エクシーガ●スバル

スイングドアタイプの中でも3列目まで長時間でも快適に座れる。衝突回避軽減ブレーキ・アイサイト搭載型も。1994cc、A WD、13.2km/リットル、定員7名、259万2000円~。
 

モータージャーナリスト 竹岡 圭 
国内外のレースなど、モータースポーツ活動に取り組む。日本自動車ジャーナリスト協会理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
(モータージャーナリスト 竹岡 圭=キュレーション)
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