外務省、マッキンゼーを辞めた理由

仕事に違和感を覚えたら、アクションを起こしてみることが大事です。やりたい仕事や情熱を注ぐ対象があったら、まず動いてみることです。

私自身はこれまで「公」のために、自分が最大の課題だと思うことを解決しようと働いてきました。新卒で外務省に入省したのも、当時は日本の安全保障に最大の問題意識があったからです。アメリカの日本大使館で日米安保の強化という仕事に携わったときは猛烈に忙しかったですが、非常にやりがいがありました。

しかし帰国し通商問題に携わると、日本の地盤沈下のほうがよほど脅威ではないかと思い始め、仕事に違和感を覚えるようになりました。北朝鮮から核ミサイルを打ち込まれるのと、日本経済がズブズブ沈んでいくのと、どちらが日本にとっての差し迫った脅威か。私は後者だと思ったのです。