話すだけ損の上司に気をつけよ

報・連・相をはじめとする上司と部下のコミュニケーションは信頼関係があって初めて成り立つもの。上司に「何でも話せ」と言われても、人生相談も含めて何でも話してもよいというわけではない。上司によっては仕事のことに関してはよく面倒を見てくれるが「プライベートな話は関係ないよ」と突き放す人もいる。それがいいか悪いかということではなく、性格によって違うのである。

大事なのは、上司がどういう気持ちで「何でも話せ」と言っているのかを推し量ることだ。実際は“何でも”ということではなく、上司によっては「面倒なことに私を巻き込まないように配慮しつつ、自分に都合のよい話やおもしろいことだけを、何でも話せ」と考えているのかもしれない。