朝鮮ナンバー2・張成沢が処刑されたことで、2013年11月に会談したアントニオ猪木参院議員は「最後に張成沢と会った日本人」となった。「闘魂外交」は、日朝関係の未来をどう描くのか。

アントニオ猪木参議院議員は、国会の許可を得ずに北朝鮮を訪問したとして、30日間の登院停止という処分を受けた。国会議員を敵に回してまで北朝鮮と独自外交を続ける猪木議員に大義や正義はあるのか。プレジデント誌はこうした疑問をぶつけるべく直撃インタビューを敢行した。

――今まで猪木議員は27回(取材当時)訪朝していますが、その目的はどこにあるのか。
アントニオ猪木参議院議員

【猪木】今、日本では、プロレス流に言うと北朝鮮が悪役、日本が善玉という構図が染みついています。常々私が言っていることは、日本の物差しだけで相手を測ってはいけないということ。「外交に勝利なし」という発想に立つ必要があります。