月40万円使わなくても楽しく暮らせる
年金生活を楽しめる人には、共通点があります。それは、お金を使わなくても楽しめることです。例えば、散歩や読書、家庭菜園や料理、地域活動やボランティアなどの趣味は、大きなお金をかけなくても、日々の満足感を得ることができます。一方で、お金を使うこと=楽しみになっていると、収入が減ったときに苦しくなりやすくなります。
ブランド品を買う。頻繁に旅行する。外食でストレス発散する。こうした習慣は、収入が多い現役時代には楽しめても、老後は経済的に負担になります。もちろん、お金を使う楽しみを否定する必要はありません。
ただ、お金をかけなくても満たされる時間を持っていれば、老後の幸福度も高くなるでしょう。節約は人生を小さくすることではありません。少ないお金でも、豊かに暮らせる力を現役のうちから育てておきましょう。
「人の目」のための支出が家計を圧迫する
家計を圧迫している支出で意外と多いのが、人の目のための支出です。見栄のための住宅や車、なんとなく断れない付き合いなど、本当は必要ないのにみんなが持っているから、まわりから浮きたくないから、映えのため。こうした支出が家計をどんどん圧迫していきます。
年金だけでも暮らせる人は、人にどう見られるかではなく、自分たちが本当に必要かを基準にしています。特に老後は見栄のための支出を続けると家計はどんどん苦しくなります。だからこそ現役時代から自分軸でお金を使う習慣を持っていれば、老後の家計も安定しやすいのです。
まとめ
年金だけで暮らせる人は、特別なお金持ちというわけでもなく、無理な節約をしているわけでもありません。共通しているのは、現役時代から少ないお金でも満足して暮らせる習慣を少しずつ積み重ねていることです。固定費を増やしすぎない。先取りで貯める。生活レベルを上げすぎない。お金をかけずに楽しむ。自分軸で生きる。どれも取り立てて目立った節約術ではありませんが、こうした“小さな習慣”こそが、年金生活の安心につながっていきます。老後は、突然始まるものではありません。現役時代の暮らし方の延長線上にあります。だからこそ老後になったら考えるのではなく、今の暮らしの中で小さな節約習慣を育てていくことが、将来の安心への近道なのではないでしょうか。
検索時にプレジデントオンラインに関連する記事が表示されます


