採用担当者の目標を想像できれば「就活ゲーム」に勝てる
または、「志望企業の採用担当者が、実はSNSで熱心に発信している」という事実を見つけたら、その発信に対して非常に質の高い反応を送り続けたりします。「この投稿を見て、応募したくなった」などと書いてリポストしたり、といったことですね。
採用担当者は、おそらくSNSでの就活生の反応を見ているわけですし、その反応が良ければ、上司からの評価が上がるわけです。そのあたりを見抜いて、その人が喜びそうな反応をし続けると、面接が始まる前に名前を知ってもらえる可能性が上がります。
このように、就職活動を「自分の能力をアピールして、高い点数をつけてもらうゲーム」と考えると他の人と同じゲームになりますが、「採用担当者の目標やゴール、出世への道を想像して、そこをいかにサポートするか」というゲームにしてしまうと、まったく別の戦い方が出現するわけです。
こうすると、従来の「就活に強い人」でない人でも、ゲームに勝ちやすくなったりします。
資本主義社会はお金持ちが圧倒的に有利
人生において、このメタゲームの概念を持っていると、弱者が構造的に勝てる戦略が見えやすくなります。
僕たちの世界の基盤ともなっている金融資本をめぐる勝負について考えてみましょう。
今の世の中にあるように、資産の額を勝利条件として考えると、強者が強すぎるんです。新NISAとかでコツコツ投資する人が増えましたが、投資で一番強いのは、シンプルにお金を持っている人です。
100万円持っている人が5%で運用すると年に5万円増えていきますが、10億円を持っている人が5%で運用すると、年間5000万円程度増えていくわけです。さらに、そのまま、20億円まで資産が増えれば、年間に増えるお金は1億円まで膨れ上がります。さらに複利の効果もありますから、資産が大きければ大きいほど、雪だるま式に増えるわけですね。
この「総資産ゲーム」の盤面上では、強者が勝ち続ける構造ができあがっています。
でも、評価軸(KPI)を変えて、別のゲームを定義するとどうでしょうか?
