意欲低下の背景に「男性ホルモン」減少
新しいことを始めようと思っても、その意欲がないという人がいます。いわゆる、やる気が失われた状態です。
意欲の低下には前頭葉の衰えも関わっているのですが、男性ホルモンも大きく関わっています。
男性ホルモンにはいくつか種類がありますが、意欲と大きく関係しているのはテストステロンです。テストステロンは性機能に関わることで知られていますが、攻撃性や好奇心、人への興味、集中力や判断力などの精神面にも深く関わっています。
そのため、テストステロンの分泌量が減ってくると、他者への関心が薄れ、意欲も減退するのです。
いつもボーッとしているような「元気のない老人」になる原因のひとつは、男性ホルモンの低下が大きく関係していると思われます。
男性ホルモンは女性にも必要です。ただ女性の場合は、更年期を境に男性ホルモンが自然に増えてくるので、男性ほど問題はないとされています。もちろん、女性にも男性ホルモンを増やす方法があります。
男性ホルモンを増やす方法はいろいろあるのですが、そのひとつが性的な刺激です。なぜなら男性ホルモンは性機能に関わるホルモンだからです。
ここでもスウェーデンの政策が参考になります。スウェーデンは1960年代後半、デンマークとともにいち早くハードコアポルノ上映が合法になった国です。
「ポルノ解禁」が高齢化を防ぐ
1960年代は、スウェーデンもデンマークも、今の日本と同じように、高齢化が進んでいました。その解決策のひとつにポルノ解禁があったのではないかと、私は見ています。
少なくとも、ポルノ鑑賞などによる性的刺激は、男性ホルモンを増やします。スウェーデンの人たちが元気なのは、こうした影響もあるのではないでしょうか。
ちなみに、この効果は女性にもあります。女性も男性ホルモンの分泌を増やすことで、意欲の低下を防ぐことができるのです。
いまや世界の先進国ではポルノ解禁があたりまえになっていますが、日本は世界一の超高齢国家であるにも関わらず、唯一ポルノが解禁されていません。これがヨボヨボ老人を増やしている一因になっているのではないでしょうか。
男性ホルモンが増えると、もうひとつよいことがあります。それは筋力低下が防げるため、寝たきりの予防になるということです。
筋力低下を防ぐには、歩くこと(運動)が大事ですが、筋肉量そのものが減少していれば、歩こうにも歩けません。男性ホルモンが増えると、筋肉の発達が促されるので、筋力低下が予防できるのです。逆に男性ホルモンが加齢で減ると筋肉量も低下します。

