「この人は自律できているか」

戦略的丸投げが目指すのは「自律」です。なぜやるのかを共有し、どこまで決めていいかを伝え、判断基準ごと渡す。そうすることで、部下はマネジャーが指示しなくても「これはチームの理想につながるか」を自分で考えて動けるようになります。

山田理『戦略的丸投げの思考法』(SBクリエイティブ)
山田理『戦略的丸投げの思考法』(SBクリエイティブ)

本章で学んだレンズを使うと、こう整理できます。

・ 自立した部下:Can(できる能力)がある状態
自律した部下:Will(やりたい理由)×Can(できる能力)×Must(やるべき方向)が揃い、自分で判断して動ける状態

丸投げの戦略を立てるとき、「この人は自立しているか」だけでなく「この人は自律できているか」を問うことが重要です。自律した部下が増えるほど、マネジャーは本来向き合うべき仕事に集中できるようになります。それが、本書のゴール――マネジャーの抱え込みをなくすこと――につながっていきます。

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