22歳からS&P500に投資していれば…
早期からのひんぱんな投資は、お金の富を築く確実な方法なのだ。この方法が効率的な理由として、マジューリは「早期に投資したほうが、あとから投資するよりも増え方が大きいこと、(そして)複利で増やすほうが貯蓄で増やすよりも簡単であること」の2点を挙げた。早いうちに投資を始めれば、モーガン・ハウセルがその大切さを強調する「時間という指数」をしっかり味方につけることができる。
有名な格言を言い換えれば、「始めるのに最適な時期は20年前だった。その次に最適な時期は、今日である」のだ。
平均的なリターンでも長期複利運用することで、並外れた成果が得られる(※2)。
・1980年1月に22歳の人がS&P500銘柄に1万ドル投資した場合、現時点では、退職後の生活資金として100万ドルをゆうに超える金額を受け取れる(その間、配当金を再投資に回していた場合)。
・同じ人が、この初期投資のあとに毎月100ドルを積み立てていれば、現時点での総資産は200万ドルをゆうに超えている。
・また、毎月1000ドルを積み立てていれば、現時点での総資産は1000万ドル超になっている。
複利を理解していない人は損をする
覚えておいてほしいのは、これらの数字を生み出すには、特別な投資知識も専門知識も洞察も必要ないことだ! 必要なのは、投資を始めること、時間を敵ではなく味方にすること。それだけである。
アルバート・アインシュタインが複利を「世界の8番目の不思議」と呼び、「複利を理解している人はそれで儲ける。理解していない人は損をする」と言った話は有名だが、まさにそのとおりである。早くから定期的に投資することに専念すれば、あなたの複利運用装置が動き始める。そうなったらウォーレン・バフェットを見習えばいい。
あなたはいっさい邪魔をせず、かわりに複利の魔法に働いてもらおう。
※1 Tim Ferriss, “Morgan Housel?The Psychology of Money, Picking the Right Game, and the $6 Million Janitor (#576),” The Tim Ferriss Show (podcast), March 5, 2022, https://tim.blog/2022/03/05/morgan-housel-the-psychology-of-money-transcript.
※2 Nick Maggiulli, “S&P 500 DCA Calculator,” Of Dollars and Data (blog), 2024, https://ofdollarsanddata.com/sp500-dca-calculator/.


