もし5年前に投資を始めていれば…
では、過去5年の成績から、その期間に積み立て投資をしていたら、どうなっていたか確かめてみよう。
三菱UFJアセットマネジメントの「積立シミュレーション」で、2021年6月から2026年6月まで、毎月5万円を積み立てた場合を試算した。買付は60回、元本は合計300万円である。
オルカンだけを買い続けた場合、資産は534万1164円になった。S&P500だけなら541万1892円である。その差は約7万円。元本300万円に対して2%強にすぎない。
では、両方を2万5000円ずつ買った場合はどうか。結果は537万6528円で、オルカン単独とS&P500単独のちょうど中間だった。値動きのよく似た二つを半分ずつ持てば、成績も両者の真ん中に落ち着く。当然といえば当然の結果である。
この5年間で資産はいずれも1.8倍前後になった。しかし、どれを選んでも結論はほとんど変わらなかったのである。
一方、途中には2022年後半のように、評価額が元本を割り込む局面もあった。差がつくとすれば、それは商品選びではない。その局面で積立をやめずに続けられたかどうかである。

